妊婦健診で赤ちゃんが先天性心疾患と胎児診断

妊娠6か月の妊婦健診で赤ちゃんが先天性心疾患と胎児診断され

地元の病院では赤ちゃんのOPができないということで

全国から先天性心疾患のOPをするために集まる病院で

赤ちゃんのOPをしてもらうことになった。

 

妊娠9カ月の頃よりおなかの張りが強く

地元の病院で切迫早産疑いで緊急入院となった。

しかし入院中に胎児の心拍が落ちることがあり

何かあったときのために

もう県外の病院で待機しといたほうが安全だということで

急遽転院することとなった。

 

しかし赤ちゃんがOPをする病院は帝王切開しかしないということで

私は普通分娩はできる可能性が高いということで

赤ちゃんがOPをする病院の近くにある医療センターに入院することになった。

 

赤ちゃんの体重ができるだけあるほうが

OPがやりやすくなるということで

張り止めの内服をしながらできるだけ安静に過ごすこととなった。

 

その病院の産科は健康な赤ちゃんを身ごもっている妊婦さんもいる病院だった。

同室のママが無事に出産をして赤ちゃんを連れて帰って

授乳をする光景を目にしながら

何度も声を押し殺して泣いた。

 

私は出産したらすぐに赤ちゃんは救急車に乗せられて別の病院に移送される。

その後も入院するために一緒に過ごす時間は限られていると知っていたから。

おそらく授乳させることもできないだろうとわかっていたから。

 

心疾患をもっている赤ちゃんは

心臓に負荷がかかるために直接授乳させることはせずに

搾乳をして哺乳瓶で飲ませるか

鼻や口から胃にチューブを入れてミルクや母乳を注入する処置をとる。

 

産後同じ部屋で過ごし授乳をして

何日もしないうちに

セレモニードレスなんかを着せられて

笑顔で帰っていく。

 

今まではなんとも思っていなかった光景が

一気に手の届かない夢の世界の出来事となった。

 

そんな日々を過ごしていると

赤ちゃんがOPをする病院から連絡があったようで

連休が近づいているときだったので

連休中に急変されるのは危険だからという理由で

赤ちゃんの誕生日が前もって決定した。

その日に誘発分娩を行うこととなった。

 

誕生日当日。

 

前日に入れた子宮収縮を促すバルーンは抜けてしまって

案の定陣痛がくることもなく

陣痛促進剤を始めることになった。

陣痛促進剤を開始した瞬間

モニターから聞こえていた胎児の心音が間延びし始めた。

 

医師と看護師が急いでOP室へ運ぼうとしていた時

赤ちゃんの心拍数は40をきっていた。

 

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